とある放課後の生徒会室。 貴明たち一行は、まーりゃん先輩が開発した 「実際にゲーム世界にダイブして遊ぶRPG」という、 いかにも怪しげで胡散臭いゲームを半ば無理矢理プレイさせられようとしていた。 ゲーム起動。瞬間、光に包まれる生徒会室…。 そして貴明は、見知らぬ場所で目を覚ます。 見ればこのみも環も、そして自らも、まるでRPGの冒険者のような格好に。 本当にここはゲームの世界なのか? それよりも、どうやったら元の世界へ戻れるのか? 手がかりを探す貴明達は「近くのダンジョンに、 この世界を作った神が住んでいるらしい」という情報を得る。 この世界を作った“神”とは…。 更なる手がかりを求め、 一行はダンジョンに足を踏み入れるのであった──。