ハクオロ
声：小山力也
大怪我を負い行き倒れていた青年。
少女『エルルゥ』に助けられ、ヤマユラの集落で介抱された。
物腰おだやかで、理知的で自分に厳しい性分。
決して外れない仮面を身につけているが、記憶を失っているため詳細は不明。
回復後に『ハクオロ』という名を授けられ、村の発展に尽力する。
その行いが、世界を大きく変えることとなる。
エルルゥ
声：柚木涼香
倒れていた主人公を助け、ヤマユラの集落に運んだ少女。
ケモノのような耳と尻尾を持つ。
薬師の卵であり、面倒見がよく家事全般が得意。
やさしく快活な性格で、村人にも慕われているが、やきもち焼きだけが欠点。
妹の『アルルゥ』を大切に思っている。
アルルゥ
声：沢城みゆき
『エルルゥ』の妹。
姉とは対照的に、無口で人見知り。
一見ぶっきらぼうだが、内面は子供らしい可愛さを持つ。
動物たちと心を通わすことができる。
ユズハ
声：中原麻衣
『オボロ』の妹。
生まれつき病弱で、幼い頃から目が見えない。
周囲の支えによって育てられたが、極端に過保護な兄のため、世間知らずなところがある。
純粋無垢で優しい少女。
オボロ
声：桐井大介
義賊として活動している青年。
根が真っ直ぐで、熱く激しい性格。
妹の『ユズハ』を溺愛しており、彼女に近づく者を敵対視する。
ドリィ、グラァ
声：渡辺明乃
『オボロ』の部下である双子。
常に二人で行動し、ほぼ同じ考え方をする。
外見も瞳の色以外区別がつかないほど。
弓の名手であり、『オボロ』を心から敬愛している。
トゥスクル
声：京田尚子
ヤマユラの集落の長。
腕のいい薬師であり、運び込まれた主人公を治療した。
『エルルゥ』と『アルルゥ』の祖母で、孫たちにとっては優しく厳しく、そして、怒ると怖い存在。
テオロ
声：石川ひろあき
ヤマユラの村人。
『ソポク』の夫で、筋骨隆々の好漢。
細かなことは気にしない豪快な性格で、周囲から頼りにされている。
ソポク
声：ゆきのさつき
『テオロ』の妻。
大らかで頼りがいのある女性で、『エルルゥ』たちを家族のように可愛がっている。
カミュ
声：釘宮理恵
宗教國家オンカミヤムカイの第二皇女。
背中に黒い翼を持ち、姉である『ウルトリィ』と共に人々の畏敬を集めている。
その実人懐っこく、誰とでも仲良くなれる少女。
ウルトリィ
声：大原さやか
宗教國家オンカミヤムカイの第一皇女。
妹の『カミュ』とは対照的に、背中に白い翼を持つ。
たおやかで心優しく、姫君の中の姫君と謳われている。
立場上孤独になりがちな『カミュ』を案じている。
カルラ
声：田中敦子
戦闘に秀でたギリヤギナ族の女性。
怪力の持ち主で、巨大な剣を軽々と扱う。
性格は飄々としており、風雅を好む一方、真面目な者をからかう悪癖がある。
トウカ
声：三宅華也
義を重んずるエヴェンクルガ族の女武人。
傭兵を生業とし、各地を放浪している。
武芸の腕は確かだが、生真面目すぎるきらいがある。
ベナウィ
声：浪川大輔
ヤマユラの西方にある國、ケナシコウルペの侍大将。
沈着冷静で、義を重んずる青年。
槍の達人として名を馳せる一方、
政務にも明るく、粛々と君主に従う忠臣でもある。
クロウ
声：小山剛志
ケナシコウルペの武人。
『ベナウィ』率いる騎兵衆の副長。
生粋の戦士であり、言動は少々粗野だが、
人心の機微にも聡い、頼りになる好漢。
ヌワンギ
声：吉野裕行
『エルルゥ』の幼馴染。
今はヤマユラから離れて暮らしている。
自信過剰で、独善的な性格。
ササンテ
声：大川透
『ヌワンギ』の父親。
『エルルゥ』たちが暮らすヤマユラ周辺を治める藩主。
横暴で民を軽んじ、貧しい村々に重税を科す。
カムチャタール
声：田口宏子
色街で居酒屋を営む女主人。
美しい容姿を持ち、周囲からは姉のように慕われている。
『ベナウィ』、『クロウ』とは旧知の間柄らしい。