象萌え!『Tears to Tiara 2』ブロガーイベント① 新情報も続々!!【ティアーズ・トゥ・ティアラII】

Reviewed by ゲームかなー on 2013年8月26日

「ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔」のブロガーイベントに参加してきましたのでご紹介。今回はゲームの特徴について書きます。

公式サイト

ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔

スクリーンショット

「ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔」とは

当作品はアクアプラスから2013年10月24日の発売が予定されているRPGです。2008年7月に発売された「ティアーズ・トゥ・ティアラ花冠の大地」、2009年10月に発売された「ティアーズ・トゥ・ティアラ外伝 アヴァロンの謎」の続編にあたるタイトルになりますが、直接的な物語の繋がりは無く、前作をプレイしていなくても問題無く遊べる作品との事です。

本作プロデューサーの下川直哉氏によるプレゼン

ご存じ、下川氏による熱いプレゼンを堪能してきました。アクアプラスさんのイベントには何度か参加させていただいてますが、下川氏のプレゼンは初めてだったりします。ゲーム制作に対する情熱を感じる事ができました。

PS3「「ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔」」の特徴は下記の通り。

OPアニメーション
前作はグラディーションをベースにした作りのアニメーションだが、今作では「アニメ塗り」にシフト。ゲーム制作スタッフがアニメーションスタジオと何度もやりとりした渾身のOPムービーとの事です。

3Dキャラの頭身を下げ、可愛らしさと視認性を追求
前作ではリアル頭身に近かったゲームキャラが今作ではデフォルメ化されています。これは同社の売りである「絵師の良さ」を追求するという方向だけではなく、マップ上での視認性も向上させているとの事です。SRPGのマップ上でキャラのリアル頭身が高いと棒のようになってしまうからという説明もありました。

マップはよりフォトリアルに
フォトリアルなマップにポップなキャラクタ達を配置しています。

マップ上の高低差は戦略に大きく影響しない
アクアプラスのSRPGはシンプルさを追求。どうしても複雑になりやすい高低差要素は取り入れていないとの事でした。高さによる攻撃射程は発生します。

スクリーンショット

前作との繋がり
「ホワイトアルバム2」同様に、前作をプレイしているとちょっと楽しめる要素はあるものの、基本はキャラも物語も別の新作になります。前作キャラも少し登場予定。今作はヒスパニアが舞台で時間軸は前作に近いようです。

曲データは54と最大数。ボーカル曲も多数
フィックスレコード所属の3名(Suara、上原れな、津田朱里)が3人とも同一作品でボーカル曲を収録する最初の作品になります。

ゲームプレイ時間は早い人でも50~60時間

クリア後も楽しめる要素を用意

武器や装飾品等を合成する事が可能

主人公ハミルは「覚醒」して変身可能
覚醒後は圧倒的に強くなるものの、一定確率で暴走状態になり、味方を攻撃することもあります。使い所が難しい・・・かも知れない要素のようです。

難易度はゲーム中も変更可能
難易度を変更しても戦闘後の評価には影響しないという新設設計。ただし難易度を一度でも変更すると獲得出来ないトロフィーがあるので、トロフィーに拘る人は要注意でしょう。

フリーマップでレベル上げが可能
フリーマップによるレベル上げをした方が進めやすいかも・・・との事。

前作には無かった「全体マップ」を搭載

3Dキャラの可愛らしさや動きには自信あり
等身を下げたキャラにしたことでキャラクタが判りやすくなっています。

戦闘中は中断セーブのみ

期間限定特典の「アルルゥ」は強キャラ。戦闘がかなり有利になるユニット。
他にもアクアプラス作品からDLCによるキャラ参戦が予定。

セーブデータ引き継ぎ可能な体験版を発売前に配信予定
体験版は2~3時間は遊べるようです。当作品のSRPG部分をじっくりと確認する事が可能。

チェーンストックやエレメントサイクルは引き続き採用

最大20ターンまで巻き戻す事が可能
何度でも巻き戻せる
「難易度」同様に戦闘後の評価には影響しない
巻き戻しのキャンセルはできない
巻き戻したターンで、前回と同じ行動をすると同じ確率でクリティカル等が発生

戦闘評価について
戦闘評価が高いとレアな素材がドロップしやすくなる
トロフィーに影響する
戦闘評価はイベント発生条件には関係しない
ゲーム中で難易度変更や巻き戻しをしても影響しない

本作のキー要素「象車(ぞうぐるま)」
馬車のような役割で、中には複数のユニットを収容可能
戦闘中にユニットを入れ替えることが可能
マップ上のユニットが死亡すると象車からユニットが出てくる
象車の中に入るとステータスが回復していく
ただし象車は狙われやすい
荷車単体が壊されることはあるが、象が倒されると荷車も壊れる
荷車が壊されると中にいるユニットは戦死扱いになる
象で攻撃することも可能、魔法も使える
象車の象に乗って戦うことも可能
象に乗れないキャラもいる
象に乗るとキャラの魔法と象の魔法の両方が使える
象はレベルアップする
敵側にも象がいる
象vs象も可能

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とまぁ情報盛りだくさんなプレゼンでしたが、前作には無い要素はまだあるようです。今後の情報公開が楽しみですね。

ここからはプレゼンテーションの感想。

本作「ティアーズ・トゥ・ティアラII」は、「ゲーム中の難易度調整」や「巻き戻し」機能によってクリアまでのハードルを大幅に下げた作品です。プレイ時間は50~60時間と長めですが、「シミュレーションRPGは難しそうだなぁ」と先入観を持っているアクアプラスファンでも当作品ならば気軽にプレイしてストーリーやビジュアルを楽しめるでしょう。ちなみに難易度ハードは本当にハードとの事・・・このあたりはダントラのバランスをご存じの方ならお判りかと思います。

しかし本作最大の魅力?だと勝手に思い込んでいるのは「象車」です。象車を上手に扱えるかどうかが攻略の鍵になる事は間違い有りません。ユニットを運ぶ「馬車」的な存在であり、尚且つ攻撃ユニットでもある象車の魅力は計り知れません。特徴説明でも象車に関するテキストがやたらと多いですよね(笑)それぐらい説明が多かったのです。

なお、象車の象は「妖精象」という種族?で魔法も使えます。一般的には「アラジンと魔法のランプ」のアブー的な存在なのでしょうが、私は何故かこちらを思い浮かべました。

そうです、キン肉マンに登場した強敵「マンモスマン」です。象じゃないですけどね・・・。

ティアーズ2の妖精象さんも自慢の牙で攻撃します。まさに「ビッグ・タスク」によるパワフルな攻撃です、個人的には「パワフル・ノーズ」による攻撃も期待したかったところですが、そちらは無さそう。残念。

でも、前述した特徴にも記載しているように象に対する敵さんのヘイト(敵対心)は異常に高い状態です。当作品では敵を足止めする事は可能ですが敵のヘイトをコントロールする事は出来ませんので、象を倒されない配置が必要が有ります。象が倒されると後ろの象車も破壊されてユニットは全員死亡扱いになりますし、これではシビアな戦闘で勝利することは難しいはずです。例え戦闘に勝利したとしても評価は激減します。

象は経験値を稼ぐことでレベルアップしますが、敵陣に突撃できるほどの強さには成長しないとの事です。やはり安全に象車を扱うのがセオリーなのかも知れませんが、ビッグ・タスクで荒々しく戦いたいと考える益荒男は私だけでは無いはずです。

余談ですが、敵側の象さんは「目つきが悪い」です(笑)

「ティアーズ・トゥ・ティアラII」はSAOの主人公役で一気に有名になった松岡禎丞氏が演じる「ハミル」や、ご存じ釘宮理恵さんが演じる「タルト」といったアクアプラスらしい魅力的なキャラクタだけではありません。「象萌え」なゲームの予感がプンプンとしています。

スクリーンショット

次回は質疑応答をレポート致します。

この記事は ティアーズ・トゥ・ティアラII ブロガーデモンストレーションに参加して掲載されています。本企画への参加および記事掲載に対する金銭の報酬はありませんが、おみやげを受領しています。また記事用に配布された画像素材を用いて作成されています。なお事実誤認の修正ならびにこの文章の掲載以外、メーカー等から記事の内容への関与は一切ありません。

Reviewed by ゲームかなー on 2013年8月26日