−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『デゼルト』  な、なにッ!?  『4つの魔石』  が手に入った、と!? 『テネレッツァ』  はい! 『デゼルト』  そ、それでどうなったのだ!?  も、もしや、で、伝説にあるような  凄まじき魔力が…… 『テネレッツァ』  ところがどっこいですねえ…… ;(時間経過を示す暗転・復帰) 『デゼルト』  なんと……  なんと……いや……うむ、そうか……  うむ、そうであろうな……  いや、ご苦労だったテネレッツァ。  しかしそれではシャーロムは…… 『テネレッツァ』  もちろん!  シャーロムは、あたしが  責任を持ってブッ倒します!! 『デゼルト』  ほ、ほう。  魔石抜きでか。  えらく自信たっぷりだな。 『テネレッツァ』  みんな『テネは強くなった』って  言ってくれます! 魔石の力を  借りなくても大丈夫だって!  前回みたいな惨敗はあたしもゴメンです!  勝ちます! 『デゼルト』  そ、そうか……  だがテネレッツァ、無理をしてはいかん。  我が街には自衛団もある。彼らに…… 『テネレッツァ』  大統領。  これはもうあたし自身の問題です。  あの小憎たらしいシャーロムを  メッタメタにしなきゃ、あたしの気が  済みません。それに……  いつか、誰かが、シャーロムに  立ち向かわなきゃならないのなら……  あたしが、やります! 『デゼルト』  う、ううむ、そうか……  それはとても心強いな。  よいか。充分気をつけるのだぞ。 『テネレッツァ』  はい!  ありがとうございます! 大統領!  では、失礼します! ;(テネ、退場) 『デゼルト』  ……  ……  フゥ……  『4つの魔石』か……  やはり、あれはまがい物……  しかし、テネレッツァ……  少々……心配だな…… (黒バック) 『テネレッツァ』  あれ?  大統領、『4つの魔石』の話、  知ってたんだ……  なら早く教えてくれればよかったのに。 『ロロ』  ……せやな。  ま、とりあえずおっさん言うように  シャーロムとの戦い、しっかり準備して  いかなあかんで! 『テネレッツァ』  うん!! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−